NAO TATSUMI Solo Exhibition in KYOTO
– He saw,She saw –
2021年9月17日(Fri) ~ 9月26日(Sun)
OPEN 14:00 ~ 20:00 CLOSE(最終日17:00 CLOSE)
※府の要請に従い、20時までに変更させていただきました
休廊日:月・火曜日
何気ない哀愁のある景色や抜け感の清々しい景色を”Google Street View”から探し描く作品で魅了してきた辰巳菜穂。今回の巡回個展は、映画好きの彼女が観たロードムービーを舞台に展開している。主人公の彼女(彼)たちが見たであろう景色を”Google Street View”で辿り、映画から受けたインスピレーションと彼女のイマジネーションが融合した作風が見処。緯度/経度の数字から場所を突き止めたり、何の映画だったのかを探し当てる楽しみがある展示となっている。
彼女からの問いかけ、映画のようなドラマチックな展開、心地よい情景、全てを堪能しながら辰巳菜穂と旅しよう。
この度ygionにて辰巳菜穂の個展『He saw,She saw』を開催いたします。
Google Street Viewで見た景色をまるで旅先の風景画のように描く作品を展開する彼女は、今回ロードムービーをテーマに展示を行います。
気軽に遠くへ旅行などができないこのご時世ですが、画面越しの風景に仮想的に思い出を描くような彼女の作品を通して、擬似的に旅をお楽しみいただければ幸いです。
展示の最終日は開廊時間が短く17時までとなっておりますので、お間違えのないようにご来場ください。
辰巳菜穂 (NAO TATSUMI)
2017年よりGoogleストリートビューで世界中を旅し、独自の色彩と感覚でとらえた風景を描く「Street View Journey」を展開。世界中の街角や路地裏から集めた何気ないけれど愛おしい風景を、アクリルや油彩で描いている。広告、書籍、アパレルなどのイラストレーションも多数手がけている。
Instagram:@nao_tatsumi
「小さい頃からたくさんの映画を観て育ちました。数々の映画の中で主人公達が歩いた道や通り抜けた風景は私の中にしっかりと息づいて、今作品となってあふれ出しているような気がします」(by 辰巳菜穂)
遠くの街に住む懐かしい友達から届いた美しい絵葉書のような彼女の作品が好きだ。荒廃した土地や哀愁のある場所を旅しながら撮影をした巨匠写真家ROBERT FRANKやWILLIAM EGGLESTON、最近だとTODD HIDEやJASON LEEの写真を連想させる。実に好みだ! ROBERT FRANKの名作”AMERICANS”の序章テキストを担当したのはJACK KEROUAC。JACK KEROUACと言えばビートニクカルチャー不朽の名作『ON THE ROAD』。確かにON THE ROADのワンシーンに出てきそうな彼女の作品(笑)。”これだ!” この数珠つなぎな思想と彼女の作風が僕の中でシンクロした。『ロードムービー』をテーマに作品を作り個展をしたらどうだろう!? そう彼女に伝えたのが2020年のコロナ禍のSTAYHOMEタイミングだった。それから彼女はSTAY HOME期間も楽しむように作品に取り組んだ。おすすめ映画を互いに提案したりディスカッションを重ね、“He saw , She saw”と題し巡回個展に挑む(キュレーター:池田誠)
COVID-19(コロナウィルス)感染、拡大防止に御協力宜しくお願い致します。
今、世界規模での現代社会問題でもあります。コロナ禍での、個展開催となっております故、入廊時の検温、京都市新型コロナ安心追跡サービスへの登録、除菌液での殺菌、マスク着用での御拝観など、御来場者皆様の御協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
皆様のお越しを心よりお待ちいたしております ☺︎y
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