勝木 有香 / 佐藤 雄飛 二人展

目眩
-めまい-

2021年10月9日(Sat) ~ 10月24日(Sun)

OPEN 14:00 ~ 20:00 CLOSE

休廊日:月・火曜日

 

目に映る物事の形は、常にその輪郭をはっきりと捉えることができない。
自身と対象がもつ様々な隔たりが、その本質を揺らし形を曖昧に滲ませていく。
勝木の作品では象られた“動き”だけが画面上に時間と共に集積していき、佐藤の作品ではイメージとの隔たりをフィルター越しに描くように、それぞれの役割を持ってシルクスクリーンの版が重ねられています。
はっきりとは映らないが、確かにそこにある何かの気配と残像を追う二人の作品をお楽しみください。


この度、ygionにて勝木有香、佐藤雄飛による二人展を開催いたします。

両名ともに京都の芸術大学を卒業し、シルクスリーンで制作活動をしている若手作家です。

今回はygionのみではなく、当ビル2Fのキャンディバーギャラリーさんとも共同企画として開催。

会期後半では東京の渋谷パルコ内の会場、no-maさんでも同時開催をさせていただきます。

注目の若手作家、是非会場にてチェックしてください!


勝木 有香 / Yuka Katsuki

1996 大阪府生まれ
2019 嵯峨美術大学 芸術学部 造形学科 版画・写真領域 卒業
2021 嵯峨美術大学 大学院芸術研究科 造形複合分野 修了

 

「動き」とは状態や状況の変化、移り変わり、方向性など形が定まるものではない。
動いているその瞬間でしか捉えられない存在だ。
その存在というのは、自分自身の心情にも重なる。
常に動き続け、常に変化し、時間と共に流れていく。


佐藤 雄飛 / Yuhi Sato

1994年 神戸市生まれ
2018年 京都市立芸術大学 美術科 卒業
2020年 京都市立芸術大学大学院 美術研究科 修了

 

すりガラスに映る滲んだ家具の影の様な隔たりがあり、
ピントがずれている対象ほど深く見れる様に思える。
また、別の日には違ったイメージにも見えてくる。


ygion

〒605-0086 京都府京都市東山区弁財天町19 4F
10/9(土)~10/24(日)
休廊日 月・火曜日
14:00~20:00

 

CANDYBAR GALLERY

〒605-0086 京都府京都市東山区弁財天町19 2F
10/9(土)~10/24(日)
休廊日 月・火曜日
水~土曜日…14:00~20:00
日曜日…12:00~18:00

 

no-ma(渋谷PARCO)

〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町13−17 シネマライズビル1F
10月20日(水)〜10月26日(火)
11:00~19:00


COVID-19(コロナウィルス)感染、拡大防止に御協力宜しくお願い致します。

今、世界規模での現代社会問題でもあります。コロナ禍での展示開催となっております故、入廊時の検温、京都市新型コロナ安心追跡サービスへの登録、除菌液での殺菌、マスク着用での御拝観など、御来場者皆様の御協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

皆様のお越しを心よりお待ちいたしております ☺︎y