佐々木遊太「どうぞどうぞ」をしらべる
2019/02/22~03/07 | 火曜日定休日
15:00~23:00
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– はじめに –
ある日、知りたいことが見つかった。それは「笑い」に関する事柄で、もとよりいつか学びを得たいと考えてきたが、いよいよ知りたい気持ちが大きくなった。そこで、まずは関連する主要な文献や論文など、先人の言葉たちにあたった。ピンとこなかった。それらは確かに鋭い洞察ではあったが、新たな制作に導いてくれるものではなかった。そこで、以前デザインの先生に繰り返し言われたことを思い出した。曰く、「手で考えなさい」。ぎこちなく、映像をつくり始めた。すると、すぐに自分なりの知恵を構築することができた。しかし、それは映像そのものをより良くしそうではあったが、知恵を深めるには至らなかった。この段階で培った知恵は、他のメディアにも転用できそうだった。今度は、デバイスによる実装を始めた。制作を進めていくと、その都度新たな発見があり、知恵へのフィードバックが活発になった。気づけば私は、調べるために作っていた。
佐々木 遊太
[プロフィール]
1982年生まれ。大学時代、終電を逃して宿泊したサウナにて、ホスト、ホームレス、ヤクザ、子ども、外国人など、様々な人が休憩室のテレビを見て共に笑っている状況に遭遇し、ピントが明確になる。以降、多様な背景を混在させる状況を生むメディアを目指すようになる。大学卒業後、ユニット「ささき製作所」をスタート。街頭紙芝居師(東京都公認ヘブンアーティスト)、日本科学未来館展示スタッフを経て、現在は東京藝術大学社会連携センター特任研究員、および東京大学空間情報科学研究センター小林博樹研究室学術支援職員を兼務しながら、ささき製作所にて自主制作を行なっている。作品「鈴木よしはる」で、WIRED CREATIVE HACK AWARD 2016グランプリ受賞。「即席紙芝居」「ズームイン顔」で、第15回・第19回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門審査委員会推薦作品選出。「キウイとパパイヤマンゴーズ『東京のフォホー』MV」で、ANIFEST国際アニメーション映画祭ビデオクリップ部門ノミネートなど。本プロジェクトで、平成30年度文化庁メディア芸術クリエイター育成支援事業採択。
[受賞歴]
WIRED CREATIVE HACK AWARD 2016 グランプリ
第19回文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門・審査委員会推薦作品
Yahoo! Japan インターネット クリエイティブアワード 2013 スマートデバイスイノベーション部門・ノミネート
第15回文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門・審査委員会推薦作品
アニフェスト国際アニメーション映画祭(チェコ) ビデオクリップ部門・ノミネート
1-click Award 2009 インタラクティブ部門・優秀賞
1-click Award 2008 インタラクティブ部門・中村洋基賞
慶應 SFC Student Award(優秀卒業制作)
など
[メディア出演]
NHK総合『首都圏ネットワーク』
NHK総合『Bizスポ・ワイド』
NHK総合『小さな旅』
Eテレ『オイコノミア』
BS2『デジタル・スタジアム』
BS-hi『わたしが子どもだったころ』
日本テレビ『シューイチ』
フジテレビ『めざましテレビ』
フジテレビ『めざにゅ〜』
テレビ朝日『東京サイト』
テレビ東京『すなっぷ』
テレビ東京『出没!アド街ック天国』
読売新聞
朝日新聞
毎日新聞
産経新聞
東京新聞
NHKラジオ第一放送『NHKジャーナル』
TBSラジオ『荒川強啓 デイ・キャッチ!』
TOKYO FM『SKY』
J-WAVE『Gratitude』
WIRED
サンデー毎日
小学図書館ニュース
など
– 展示概要 –
日本を代表するお笑いトリオの代名詞的な芸、通称「どうぞどうぞ」の15秒間に起きる出来事を理論化し、その構造に基づいて制作した映像、デバイス、音響、立体、グラフィック作品など、計14点を展示するものです。同調圧力やはしご外しといった、人間が生きていく上で避けては通れないおかしみに立脚した芸への理解を、理論と実装の揺り戻しで深めた過程を体感頂けます。会期中は作者が在廊し、対話による作品や、プロジェクト全体のプレゼンテーションを随時行います。
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2/22(金) Openning Party
『どうぞどうぞ』を調べる OPENING PARTY
OPEN 18:00 / CLOSE 23:00 entrance fee 1,000 yen
https://www.facebook.com/events/838216336570433/
ギャラリートーク:佐々木遊太
SOUND:土生”Tico” 剛(スティールパン奏者、Little Tempo、Sunshine Love Steel Orchestra)/ カバタミホ (CARIB SOUL) / Shinichi “飛2” Shimomura
FOOD:むんと食堂
むんと食堂 https://www.instagram.com/munsyoku/
河原町高辻にあった居酒屋。現在は京都市内各所にて、ちょっとひねったご飯を提供中。出没情報は instagram → @munsyoku アルバイト募集中。(店主が。)
土生”Tico” 剛 http://www.littletempo.com/
スティールパン奏者、Little Tempo、お花見スティールオーケストラ、チエコビューティー&にゃーまんず等での演奏や、Eテレ ムジカピッコリーノ出演、ハナレグミのプロデュース等で活躍中。
カバタミホ (CARIB SOUL)
「関西ジャマイカンオールディーズ女子部所属。しがないレコードコレクター。ジャマイカ音楽その他モロモロ。ジャンルを飛び越え、はばひろーい選曲を心掛けております。」
Shinichi “飛2” Shimomura
静寂と夕凪の中、人と人を結びつける架け橋として生を受けた男。
温故知新に学び、所作を重んじるその人間は多くの人を魅了する。
知る人ぞ知る飛飛機械の生みの親でもあり、自らカテゴライズできないただの音楽好き、と定義づけするセレクターでもある。
日常を楽しみ、非日常を愉しむ。本日も晴天なり。
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2/24(日) トークイベント
17:00~ | Entrance fee 1,000yen
https://www.facebook.com/events/793806437645085/
科学コミュニケーターの本田隆行さんと共に「研究」と「制作」の違いについてお話します。
本田 隆行
[プロフィール]
神戸大学大学院自然科学研究科地球惑星科学専攻修了(理学修士)。大学院で関わった探査機「はやぶさ」理学ミッションの場で、「自分は研究者向きでない」と悟る。学業と平行して、地元の教育やまちづくり活動にも積極的に取り組んでおり、この経験を活かして枚方市役所に入庁。環境、福祉、広報部門を経験する。その後、これまでの経験を全て活かすべく再び大きく方向転換。2012年4月より東京・お台場にある日本科学未来館へ移り、科学と社会をつなぐ存在となるべく「科学コミュニケーター」として修行を積む。2015年夏からは、全国的にも珍しくフリーランスの科学コミュニケーターとして活動の幅を広げる。
[受賞歴]
文部科学大臣・宇宙開発担当大臣表彰「はやぶさ感謝状」(2010、神戸大学メンバーとして)
NHKEテレサイエンスZERO「初代キングオブサイエンスコミュニケーター(2013)」
日本サイエンスコミュニケーション協会奨励賞(2017初代受賞者)
[メディア出演]
NHK:「週間ニュース深読み」「情報まるごと」
NHKEテレ:「サイエンスZERO」
TBS:「あさチャン!」「ひるおび」
CBCラジオ:「気分爽快!!朝からP・O・N」
日本経済新聞 日経プラスワン(取材対応)
ぺりかん社 なるにはBOOKS「宇宙・天文で働く」(執筆)
小学館 「月をめざしてしゅっぱつ!」(絵本監修)
Z会会員向け季刊誌「Z3」(コーナー連載)
など
[科学展示監修、コンサルティング、プロデュース]
青森県立三沢航空科学館…リニューアル検討委員
福井県立児童科学館・TDK歴史みらい館、福岡県青少年科学館…展示全面改修サポート業務
バンドー神戸青少年科学館…展示部分改修サポート
福岡市科学館…新規建設に係る展示構成検討、運用アドバイザー
など
⇩ どうぞどうぞをしらべる 展示 外神田 祇園 まとめ動画 ⇩
皆様のお越しをお待ちしております。
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